西方見聞録 準備装備編2

おい小林。次は出発すると言っていただろうが。

と思った数少ない読んでくれている人もいるだろう。

しかしこれから先いろんな気候の国にリュック1つで荷物最小限の旅をするには工夫が必要だろう。

行く国は確定していた。

日本→トルコ→イスラエル→エジプト→ギリシャ→イタリア→ベルギー→イギリス→アメリカ→日本

このルートで世界を西回りする事にした。

世界一周旅行券には縛りもあるのでその事は前回の準備編を見てほしい。

 

本題に入る。まず初めに使い捨てのパンツを楽天で購入しておいた

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コンパクトで履き心地もめちゃくちゃ悪いわけではない。清潔な布はいろんなところで役に立つ。履いて捨てればどんどんリュックのスペースが出来るのも良かった。靴下やパンツは普段から履いていてヨッレヨレの物を旅先で捨てるのがいいと思う。

お気に入りの服や新品の靴なんかで旅に行きたい気持ちも分かるが弾丸世界一周となると話は変わってくる。出来るだけ着回しをして交換する下着も最小限に。いつランドリーのある部屋にたどり着けるかも分からないし個室でしっかり自分の服を安全に干せるかも分からないからだ。自分は3本のズボンとポケットの多いベスト、ジャケット一枚、Tシャツを数着しかリュックに入れなかった。雨具なども必要かと思ったが降れば現地で調達すればいいと思い不確定な要素は考えないことにした。靴は山に登ったり汚れてもいい様なハイカットのブーツにした。今思えばブーツは便利だが辞めておいた方がいい。スニーカーが一番だ。

なぜなら空港の保安検査場で毎回脱いで、履いてをくり返さなければならないからだ。くるぶしの隠れるブーツは必ずチェックされる。スニーカーやサンダルですら脱がされる国もある。ブーツはどの国でも脱がされるだろう笑

乗り継ぎや治安のあまり良くない国は何重にも検査があるので苦痛だった。コンパクトに収納できるサンダルとスニーカーが完璧だろう。

素足や肌の露出が多いと入れないモスクや宗教施設がよくあるのでどれだけ暑くても長ズボンはあった方がいいだろう。外国に行くと日本人の半ズボンは不思議に感じた。子供が履く物だというイメージが強い

出来るだけ安そうで盗む価値のなさそうな見た目を目指そう。アジア系の顔ってだけでアイツらはカモだと思っている(最悪な偏見だが事実)ので顔を隠せるストールやサングラスも持っていっていた。自分はエジプトをルートに入れていた為乾燥した地域では役に立った。何かあれば女のフリもできるし一石二鳥だ。

絡まれたりした時は適当な空手やそれっぽい奇声を上げる練習もしておいた方がいいと思う。デタラメな日本語でも強い言葉は弱々しい英語より確実に身を守れる。

空港などでシャワーを浴びる事が出来ない日もあると思ったのでギャッツビーのボディシートを入れておいた。日本の薬などは他の国の空港でどんな扱いを受けるか分からなかったので水が合わなかった時用の下痢止めと蚊や傷口などから感染するよく分からない病気用で解熱剤のみ所持していた。

使うことは無かったが持って行った方がいいと思う。

外国で病院に行ったことがないし高額な医療費は容易に想像がつく。カード会社の保険などもあるがややこしい。健康体が一番だ。

次は国内から書いていこうと思う