西方見聞録

新型コロナウイルスが蔓延しロシアとウクライナがドンパチ始めたので海外旅行にはしばらく行けないだろう。

そこでコロナが流行る前の世界を旅した記録を残すために始める。何十年後かにそんな事があったなと思えていたらいいな

 

はじめに自己紹介から

将来の夢はお笑い芸人。どのクラスにも1人はいるイタいやつ。小中学生の頃は友達に恵まれ楽しく過ごすが高校生になり友達とも学校がバラバラになり元から特別明るいわけでもなく周りが面白くないと感じ孤独に。頑張っていた陸上競技も顧問が嫌いで即辞める。毎日近くの山まで走り1人で筋トレをする日々。ぼーっと過ごして借金をしてまで学びたい事も無く就職。考古学に興味を持つがお金がないと成立しない事だと知りひたすらやる気もなくモチベーションの上がらない労働。土曜、日曜に友達と遊びに行く為だけの労働。自分の存在を考えるための労働。「とりあえず3年」の労働の日々。

 

朝、仕事に行く前に朝ドラとBSの世界街歩きを母親と見る事が習慣になっていた。

今でも忘れる事ができない。ある日ギリシャの街並みを見て自分はなぜか涙を流していた。今思うと昔からギリシャが好きだった。

小学6年生の頃くらいからギリシャ神話に出てくる英雄や星座にまつわる話に心を震わせていた。

当時のワクワクする事や自分の心に正直になるのを思い出したんだと思う。

絶対に仕事を辞めてここに行ってやる!冒険がしたい!ドラゴンクエストの様な血湧き肉躍る旅がしたい!

そこからの行動は早かった。目標の「とりあえず3年」はクリアしていたし実家暮らしだったので貯金も400万円程貯まっていた。

直属の上司にやりたい事があると相談し、辞表を書き仕事をやめた。2019年の7月6日だったと思うモワっとした自由を手に入れた。少し罪悪感のある最高な気分だった。

YouTubeで学んだ雇用保険のお金がもらえる方法を実践するためハロワに行ったり色々手続きをした

辞めてから数ヶ月は昼まで寝たり自由を噛み締めた。

次回からは出発までの準備などを書こうと思う。世界が元通りになってから自分の無茶苦茶な旅を追体験してくれる人がいれば嬉しいな。